家を建てる。老年期の資産作りに遺言状は欠かせない。

老後暮らし

遺産問題なんて自分には無縁の事、関係ない。と思っていませんか?

中流家庭での、遺産相続問題が増えているようです。

 

 

 

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中流家庭の遺産相続問題が増えている

 

我が家は代表的な中流家庭ですが、遺産相続のトラブルに巻き込まれていました。これまで遺産相続については一部のお金持ちの話しだと考えていました。ところが現代では遺産相続のトラブルは中流家庭で増えていて他人事ではなかった。という事を痛感しています。

さらに、受け取る金額に不満が残った居住中の親族が、立ち退きについて駄々をこねておりました。結局はお金で解決して出ていく日が決まりました。

 

妻の立場で冷静に考えていた

 

他人(妻)には、兄弟の争いは醜い遺産争いに見えますが、争っている兄弟(当事者)の立場になると、今後の暮らしにかかわることになり必死になることも分かります。逆の立場であれば、わずかな金額でも権利があれば頂きたいと思う。それも正直な気持ちです。

それにしても分別のつく大人になって、家族とはいえ知らなくてもいい家庭の経済状態まで聞こえてしまう。こちらとしてはそのこと自体ストレスに感じてしまいます。しかも老年期直前でこれからどんどん楽しみましょう。という時に親族の暮らしの格差を知ることは辛いものです。

 

 

遺産を分割すれば少額、調停にはお金も時間もかかる

 

少ない遺産を分割するために、互いの弁護士に支払う手付金、費用、報酬を計算すると、争う金額にもよるのでしょうが、第三者に仲介してもらうことになり、支払う金額はばかにならない。

そこに行きつく前に、親族なのだからどこかで話しあえば、その金額も自分の物にできるだろうに。そんなことを思ったりしていました。

家族と直接の話し合いを拒み、調停結果の後は、親族との縁が切れるという事になります。我が家も絵に描いたような結末に収まりました。

しかし、自分の時はどうすべきか。考えさせられた話になりました。

 

 

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50代終活を意識して書面に残す暮らしをしていく

 

今は仲のいい家族であっても、お金が絡むと知らなくてもいいことまで知ることになります。この年なってそんな事は知りたくもない。解決する方法も探す気もない。それなら最初から自分達の意志を明確にして始末しておくことを考えておく。

これから「家を建てる」と言うのに最初に考えたことが、家の始末や遺言状を書いておくことでした。40代で家を建てるときに遺言状は考えないでしょうから、これが老年期に家を建てるという特徴になりそうです。

 

コメント

  1. ルル より:

    はじめまして、
    ブログのタイトルを読んで あれ?我家の事?と思ってしまいました。
    50台夫婦、同じく住友林業で家を建てる計画中、
    我家は遺言状の準備はまだですが、子供達に遺産相続の話をしていました。
    間取りを考える時も 介護の時を考え、一人暮らしになった時の事も考え、更に売却する時の事も考えています。
    これからも時々訪問させてくださいね。よろしくお願いします

    • jilljill より:

      ルル様
      始めてのコメントをありがとうございます。
      コメントを読ませて頂き、50代ともなると先のことを考えて家を建てる。その位用心深くても良いのだと安心できました。我が家は先日公正証書が出来上がりました。
      この頃は住友林業で毎週のように商談があり、宿題をこなすのに追われる学生のような気分です。今も色とりどりの壁紙を前に頭を抱えております。ルル様の老後を見据えた暮らしの工夫などについて教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。ジル