25坪の小さいお家のひろい土間。年齢問わずの多目的玄関。

空間作り

公道が北側にあり、駐車場を道沿いに確保すると玄関は北向きになると想像していましたが、現在進行中の設計図の玄関は西向きでした。

家の玄関は建物の正面につくものと思い込んでいたのでプライバシーを優先したこの玄関の位置は都会的に感じています。小さい子供がいても、出入りにワンクッションあるということは、飛び出しの危険防止にできるでしょう。

 

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玄関の空間を考える

玄関は家の顔ともいえますよね。家族全員が使う場所でもあります。世帯の人数で靴の数も変わりますし、傘もあります。綺麗にしておきたい場所ですが、靴を揃えるに始まりなにかと動作の多い場所でもあります。

 

家は小住宅25坪、そこに3LDKを確保しているのでかなり狭くなります。その中でこだわったのは玄関の広さでした。

 

心地よかった玄関を思い出してみた

玄関で心地よかった体験を思いだしていたら、母の実家の玄関が思い浮かびました。昔の家で一部屋あるほどの広い玄関でした。周囲の部屋は障子やふすまで区切られているだけの日本家屋です。夏場は開け放たれてどの部屋も丸見えになります。

 

とはいえ、狭い家に広い玄関は無理なので、土間のように通路にもなり、物も置けるそんな広がりのある玄関仕様を希望として伝えました。

玄関の空間についてジルが想像した玄関のイメージカラーは黄色でした。

春一番に咲く花がミモザの黄色、レンギョの黄色。タンポポの黄色でしたので、家の全体のイメージカラーは春色にしてみようかと考えています。

 

年を重ねることを想定した玄関玄関

実は玄関を広くした理由は、高齢者になる自分と、賃貸にする家の家族構成を考えての事でした。

高齢になると、しゃがむことが困難になるので靴を履くのに椅子も必要になります。杖も同様。歩行器の利用もあるでしょう。これらを置く場所の確保を考えています。

賃貸では、子供用のベビーカーや自転車等の遊具も増えますよね。そういったものが置きっぱなしにできる空間を考えて土間風の空間を作ってみました。

 

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高齢者の玄関での動作と安全な空間も検討してみた

希望していたクローゼット式のシュークローゼットは縦に長い物です。今でも高い位置の靴は手を伸ばしても取れません。台を使って取っています。

 

高齢者の安全を考える

高齢になれば、台に乗っての上り下りは今以上に不安定になるでしょうし、そうなると危険を考えるでしょうから、高い位置の棚は使われなくなりそうです。

そう考えると玄関は立ち上がりの支え台になるようにカウンターだけのものにした方が便利かもしれません。それもまた「愛想がない」と言われそうかしら。

 

玄関履きを置いておく場所も欲しい

後は土間でクロークがあるので玄関履物は必要です。靴箱の下にはいた靴を乾燥させるスペース・玄関履物を常時置けるようにしたい。棚を床からもち上げたいとおもうようになりました。

そこをライトで照らす?足元が明るいのは暗い時に心強いかも。住友林業のカタログに気になるシューズボックスを見つけたので、次回相談してみます。