吹き抜け、出窓、高い窓あこがれます。自分の思いを言葉にしてそれを絵に描こうと思っても、上手に絵にできないそんな経験もありますよね。
設計事務所、またはその団体に見積り依頼をしました。一軒の設計事務所では設計図と見積もりも頂きました。中には見積もりや設計案が出ないメーカーもあるのでこれはありがたかったです。
極小住宅も設計している経験豊富な設計事務所
最初に家のイメージを、賃貸を想定し若い世帯が好みそうな空間と説明しました。そのため若い世代に好まれそうな、家族の気配のする設計図を案として提示していただきました。
設計事務所の設計は素晴らしかった。
設計図(案)を見せて頂いたとたん。どの案にもひきつけられました。
大手のメーカーの規格の設計図とは大違い。面談での要望を盛り込んだ設計(案)でした。言葉が図面に変わっている感動的な瞬間を体験させていただきました。
天井までの吹き抜けは解放感があり、どこに空間を作るかで家の雰囲気が大きく変わる。ことも分かりました。
そこまで惚れ込んだのに何故そこに頼まなかったのか
その設計事務所が建てたお家の見学会があり、行ってきました。我家が計画している25坪と同様の小さな家です。
どの部屋も工夫があり、空間が高かった。小さいお家は狭さを感じさせないために、縦に空間が広がる形になるのだと実感しました。
吹き抜けを眺め、日差しを感じながら解放感を味わいました。窓を眺めながら、高い位置の窓が汚れたら?日差しがきついと感じる時、冷えると感じた時の対応。高い位置に設置した扇風機等のメンテナンスは?誰が掃除をするの? そんな現実的で細かなことが気になったジルでした。
内覧会で自宅に対しての具体的な要望が見えてきた
それまで自宅に対してできる事できないこと。こうしたいという希望が探せなくて説明ができませんでしたが、内覧会に参加して具体的な要望が見えてきたようです。
いつの間にか自分達の年齢に応じた心地良い空間を探し始めていました。
吹き抜けの空間の良い点と問題点
吹き抜けの空間の良い点
解放感
家族の気配を感じる
明るさ
吹き抜けの問題点
臭いがすべての部屋に移る
音が漏れる
面積が空間になる
光熱費がかかる
高い位置の窓の掃除はどうするのか
吹き抜けが自宅にあると想定して高齢者の自分達が感じたことを整理してみる
光熱費がかかる
高い位置の掃除はどうするのか
互いが家にいる時間が長いのでプライバシーは重視したい
吹き抜け空間をあきらめた理由
自宅と賃貸共に、一番の問題は維持コストで、コストが想定できない。と判断しました。
例えば、見た目で借りたい。は良いけれど電気代がかかりすぎると長く住むことをあきらめてしまう可能性もある。
老後に住む自宅について、生活費は年金であり、維持メンテナンスにお金がかかることは最低限にしたい。そんな思いが強くなり、吹き抜け空間はあきらめがついたのでした。いくつかの内覧会に参加したり何軒かのメーカーさんと話をしていく中で漠然としていたものが、整理されてました。
住宅建設には考える、比べるゆとりの時間が必要
期間を3か月と決め、その間に5件の説明と見積もりを依頼していました。出来上がった物を参考に話を聞いて、施工会社を決める予定でいましたので、毎週忙しかったです。
値段で落胆したり、設計図を見て感動、他のメーカーではこれでは暮らせません。と感じたり、気持ちが揺さぶられる日々でした。
やはり住宅建設には考える、比べるゆとりの時間が必要なのだと思いました。
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