住友林業契約時の特徴といえば土地診断(地盤調査)

資金

住友林業契約時の特徴といえば土地診断ですが、これは、敷地調査という名称にあたり土地から上の調査。名称は同じく敷地調査ですが、冊子が分かれており、土地の下の地盤調査とありました。合わせて土地調査報告書になるようです。

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まずはおさらい。土地の診断は4つのポイント調査である

1. 現地調査、現地の敷地そのものの調査。測量を行って敷地の高低差を調べ、土地の境界線などを確認しています。
2. 法規調査、役所で集めた土地に関する法的な情報
3. 環境調査、周辺環境
4. 地盤調査 地盤の強さ、液状化や地盤沈下の可能性を調査

 

 

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一般的な地盤調査が、住友林業表現では地耐力調査報告書

 

建設予定地内において、敷地周辺調査及びスウェーデン式サウンディング試験を実施し、その敷地内における地盤の性質を知り、建物構造物、基礎設計に関する資料を得ることを目的としている。となっていました。

内容

① 調査地の状況・周辺状況・道路状況・隣接地状況
② ウェーデン式サウンディング試験 A・B
③ 液状化に対する広域的情報
④ 地盤の液状化に関する参考添付資料

資料内容結果情報として個人で調査可能
評価対象標高1.6m
液状化被害は顕著な可能性
液状化履歴無し
土地の履歴
個別の住宅敷地の情報液状化し地盤沈下する。地下水位は1.0m
液状化に関する広域的情報三角州

⑤ ウェーデン式サウンディング試験 A・Bのサンプル写真を見ても判断はつかなくて、あとの報告に関しては、調べようと思えば調べられるかもしれません。ただし時間がかかる。分母は多いほうが、信憑性が増す。

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一度目の調査では地盤改良の必要がないと判断される

敷地調査報告書の作成のために、1.現地調査2.敷地調査をしていただきました。手入れがされていないジャングル状態の庭や敷地で地盤調査をして、その時の結果は地盤改良の必要がないだろうと回答がありました。

土地は三角州・海岸低地の土地で、古い記憶でたどると田んぼを埋め立てて住宅地にした土地でした。

近隣の建て替え地では地盤改良をしていたことを知っていたので、地盤改良が必要だと判断していましたから拍子抜けでした。近隣では地盤補強していることを伝えました

後日、「調査の結果が安定しないということ」になり建物解体後の更地状態でもう一度地盤調査が行われ、今度は地盤改良が必要となりました。

何が安定しない原因だったのかわかりませんが、再調査により、正確な数字が出て診断ができたのでよしとしましょう。

やはり過去の土地の状況やご近所の建築状況を確認しておくことは大事なことだと思いました。

もう一つ気になったことは標高表示

標高は東京湾表示であり、近所に立っている海抜表示のほうが、実用的。海抜は近くで見つけました。
近所の調査と記載してあるのに、東京湾を起点とする標高表示は遠すぎる。

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調査の結果について

一度出た結論が翻ったので個人的には信憑性を疑っています。こちらがおかしいと言わなければそのまま?地盤補強無しで家が建ったのでしょうか?後に問題が大きくなりそうですから個人としての情報を持っていてよかったと思います。

こうした独自の調査の是非については、信頼から始まりますのでそれを疑うことはほとんどないでしょう。とはいえ正しいと信じしまうこともできない。ほとんど正しいがたまにおかしいこともある。と考えて、簡単に取れる情報は自分で持っていたほうがいいのではないかと思う出来事でした。