どうすれば狭さを克服し、広く見えるのか? 壁紙を明るい色にして、そのほかにできることは何があるだろう。そんなことを考えながらリビングの空間を作りました。皆さんはどんなところに工夫をしたのでしょう。
広く見える工夫とは?
色は3色まで
配置 窓の位置、高さ。
床面が広く使えるように家具の配置。動線を確保
天井は平らになるように照明は埋め込み型にしました。
色は3色まで
縦と横、床の色を揃えてみました。紆余曲折の壁紙選びをして
結局、壁も天井も白になりました。
床も白っぽい色にしました。まず最初に、できたのは白い箱のイメージです。
配置、窓の位置、高さ
白い箱の中央に光が入るように南側の一部を切り取り窓にしました。箱の中に入ると、窓から光が入り、視界が広がり空間に奥行きが出ました。
そこに反対色の色を加えて高さがあるように錯覚を加えます。色は3色までということですから、扉の色と合わせてベージュのカーテンボックスにしました。
リビングの横にも明かり取りの窓がありますが、そこにもカーテンボックスを付けました。
箱の中が少し締まりました。見渡すとそれぞれの壁に目的ができました。
白にベージュ、もう一色のベージュは、リビングから見えるシステムキッチンの色です。この色をリビングから開き戸で入る洗面所の洗面台の色と合わせました。ここも洗面台の扉もベージュにしました。
もう一色はカーテンで考えています。カーテン好きのjill。これが一番楽しみです。
床面が広く使えるように家具の配置。動線を確保。
家具の配置については、コンセントの位置に左右されることになります。壁の向かいにソファー。
動線が目に入らない様に工夫することも空間造りには、大事だと考え引き戸側にソファー置く予定です。
食事をするテーブルに座ると、明り取りの窓が目に入る位置になるように設計されていました。こうしたことも空間造りに役立つようです。
箱自体が小さいですから、二色の空間ではそれほど広がりは演出できません。
照明を工夫してリビングの空間を作る
ペンダントライトでの演出も捨てがたがったのですが、取り付けたライトの傘の掃除(老後暮らしの手間暇を省いた)吊り下げライトに埃が付いて、その埃取りが面倒だと思ったので、LDKはすべて埋め込み式のライトにしました。こうして天井をフラットにすることで、天井の高さと、フラットな空間が広がります。しかも掃除の手間も省けます。今回の家造りは老後暮らしに楽ができることですから、飾るような空間は少なくて、とにかくシンプル優先になっています。
埋め込み式ライトを選択するなら、せめてライトの色にもこだわりたいと思いました。この部屋は暖色系の赤い色が好みです。玄関のダウンライトは壁紙と合わせて暖色、寒色ライトの色を変えてみました。
ダウンライトの欠点
ライトの修理はできず、壊れた場合、本体ごと交換となる。そのため費用が掛かる。部屋の広さにより、照光率を計算すると埋め込むライトの数が増えることです。選べば値段の安い物もありますから検討してみてはいかがでしょう。
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