一階 南LDK間取りと空間 狭くても広く見える部屋にしたい

空間作り

リビングに求める空間は、ゆったりとくつろげる空間でした。ご自宅には、不思議と家族が集まってくるそんな場所がありますか?

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いつの間にか人が集まる台所

実家の台所はそんな空間になっています。台所と食堂の部屋です。そこには広いテーブルがあります。そのテーブルは多目的に使う場所として活用しています。

本来の居間でくつろがなくなった理由の一つは、そこが和室であったことです。父は心臓が悪く、母は膝が痛い。座ったり立ったりする動作ができなくなりました。両親ともに今ではすっかり椅子の暮らしです。そのため今では台所がリビングになっています。

さらに、パブリックスペースとしても使われるようになりました。その理由は両親の友人達も同様に高齢者であることです。

今の暮らしのリビングはどうでしょう。

集合住宅のリビングですが、ここにしかTVはありません。テーブルがあるのもここなので我が家のリビング利用率は、寝ている時以外はここという状況です。

いわゆるリビングダイニングで、キッチンも隣、疲れたら隣の和室で転がることもできます。やはり家の中心的役割があり、多目的に使われる部屋です。

この頃のリビングダイニングに求められるもの

生活の場でありながら、お客様をもてなしたりする公共の場としてのスペースの役割がある。

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計画中の自宅は、リビングのドアを開けると外が見える空間

リビングのドアを開けた瞬間に(引き戸)外の景色が目にはいる、そんな空間で広がりを演出できたら、と考えました。右にキッチンそして6畳を縦に二つ繋いだイメージで窓になります。残念ながら狭いですからすぐに見渡せてしまいます。

狭く感じさせない家具が必要だろう

家具がなければ、感覚的には広がりがありますが、家具を置くと動線を確保するのが精一杯になりそうです。さらに窓からは、残念ながら隣の家が見えます。向かいの家とは3メートルの幅の庭でつながります。街中の家では借景は難しい。植栽を検討しておく必要がありそうです。