下駄箱の希望は上から下までのクローゼット状態で、靴以外の物も入る、大容量の物を考えていたのですが、それだと「愛想ない」とももじろうに却下されてしまいました。
土間風になっているので、そこに台を置けば飾り物は置けると思うのですが、その説明はしきれませんでした。
飾る家と飾らない家、空間としてはどちらに愛想があるのか
玄関に写真や花を飾っているお宅も多いですよね。棚に物を出しておきたくないジルと飾りたいももじろうの違いが出てしまいました。
シンプルで片付いて見えるのは棚に物がない家でしょう。棚に飾りは良いけれどその上に積もる埃が気になるので普段から仕舞い込む、さらには蓋を考えるジルです。
それと対照的にももじろうは、かわいい物を飾りたい。写真も玄関に置いています。常に愛でたいタイプです。愛情深いですが、埃は気にならないようです。
シンプルな空間か。飾ることの立体感か。
シンプルさは空間そのものを感じることができます。素材そのものの良さも光ります。
飾ることは空間に広がりを感じ立体感がでます。他には物を飾ることで奥行や温かみを感じます。飾り物はやはり個性が出るのでその家の雰囲気が伝わりやすいと思います。
玄関には機能も必要。カウンターの使い方を思い出してくれた設計士さんのアドバイス
宅配便を受け取るときに印鑑を押したり、のりつけなどしていませんか?
これは住宅メーカーの設計士さんのアドバイスでした。玄関でこのような動作がありますよね。といわれて考えてみると、確かに印鑑を押したり、テープを貼る。出掛けると時に持っていく物を忘れないように置いていたりしています。確かにあると便利な玄関先のカウンターでした。
愛想がある玄関とない玄関の違いは
静的な感じ(プライバシー重視)と動的(公共性重視)な感じでしょうか。どちらも甲乙つけがたい空間ですが、住む人が個性を表現しやすいことが最良の選択になるので、どちらも可能な状況を提供しようと思うと、「愛想の余地が残る」「機能的な」「普通の」「変化の可能な」空間を選択するべきと思いなおしたのでした。
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