家屋解体費用も予算オーバーで相見積もりを取る

資金

皆さんは家屋の解体費用について相見積もりを検討されましたか?

この頃は解体費用もばかにならないと聞いてはいましたが、ここまで費用が掛かるとは想定外でした。先日の家財処分+解体費用で家が建つと感じたのはジルだけでしょうか?

古家付きの土地を購入して更地にしてから家を建てることもありますよね。そんな時に古家「解体費用」がかかります。予算は270万を考えていました。解体するのは某ハウスメーカーの43坪の二階建です。

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解体費用が高騰している理由とは

住友林業提示の解体費用は①アスベスト無280万と②アスベスト有410万でした。

住宅建築物のアスベストについて
昭和30年から50年代までの住宅建築とアスベスト問題昭和30年から50年代までに建築した住宅において、飛散性アスベストが住宅に使用されていると、現時点の処理方法が確率できていない。ことが理由となり、解体費用かさむ。リシン仕上げの外装があると、それを剥がし、それを剥がしたとき外部に飛散せない。さらに処分するためと積み重なって膨大な費用が必要になる。
さらに内部の非飛散性の板等に使用されているアスベスト等もある

解体費用高騰の原因は、過去に使用したアスベスト建材が原因でした。

昭和54年建築の自宅にはアスベストが使われているので、現在の解体ではアスベスト除去費用が掛かる。アスベストの量や部位が明確ではないので、おおよその見積もりとなるとこの値段になる。

見積もりの根拠はわかりましたが、それにしても高い。

解体料金のあいみつを取り、業者による金額の違いを確認する

住友林業提示の解体費用と説明を聞いて、目が点になっていたことばれていたようです。

担当者さんから、知り合いの業者さんにも見積もりをしていただいて、、とご丁寧な説明が加わりました。そこで早速あいみつを取りました。

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なんと無慈悲な。建てたメーカ-の解体見積もりが一番高かった

アスベストを含む解体費用の見積もりを出してもらうことにしてその金額の違いを確認してみました。

あいみつの結果

業者 アスベスト無し アスベスト有
住友林業 280万 410万
住宅メーカー 450万
解体業者 205万

 

解体する家は、とある住宅メーカーの住宅でその当時は最先端の建築素材の家でした。しかし現在の基準に当てはめると有害とされる部材が使用されておりました。こうしてアスベスト利用の解体では、さらに費用が上がるというということが住友林業の説明で分かりました。

驚いたことに、昭和54年に建てた住宅メーカーの提示金額はなんと450万でした。さらに値引きはないと即答されてしまいました。

そこでもう一社、10年前に解体の見積もりを依頼した解体会社に、もう一度連絡を入れたところ値段がぐんと下がり、2,052,000円で契約ができました。

この業者には、10年前にも見積もりを出してもらっており、その時は270万でしたから、逆に値段を下げることができました。

廃棄物処理費用も高騰している。さらに人件費も上がる時代

昔ながらの木の家だからと安心していると、瓦屋根も処分の費用が掛かります。解体費用が負担となり空き家そのままで放置されてしまう理由もこのあたりにあるのかもしれません。しかし、放置すればするほど解体費用が掛かる時代になっているようです。

それでも、有害物質(アスベスト等)を含む建築の解体ピークはこれから始まるというのですから、今ならまだ安いほうに当たるのかも知れません。飛散なく剥がせる研究が進むことを期待しています。

この詳細がないと(仕様書)廃棄物を検査に出すという費用も掛かることになります。このデータがあるにもかかわらず、建てた住宅メーカーの解体費用は変わりませんでした

加えて解体工事の人件費も高騰しているようで、解体作業者が外人というケースも多く見かけます。

先日の家財処分+解体費用で家が建つと感じたのはジルだけでしょうか?

古家の家財処分費用は計画した予算より増えた。

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解体費用の値段を下げることができた理由

下がった理由は、三つ考えられます。

①住宅メーカー紹介の解体業者は高い。(品質保証は信頼できるだろう)
②解体業者の建築会社(住友林業)への営業かもしれません。
③アスベストの情報として、建築時の設計図と仕様書が残っていたのでそれをもとに、アスベストの 部分が確認できた。これでアスベストの非飛散性の個所があきらかにでき、アスベストの量が予測できることになりました。

今回の解体や建築の際に、自宅の構造や仕様書、土地の資料が残っていることで、解体費用が抑えられ、交渉できた。ということがわかりました。

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今後のことを考えて余分な費用をださないための対策をたてる

重要書類を保管し、残すべき書類をきちんと管理しておくことが、後に迷惑をかけないことになる。
家の始末のことを考えると、自宅を建築する際に保管しておくべきリストに設計図や仕様書を残しておく必要性を感じました。

現在の残すべき書類は

土地資料
設計図
仕様書

途中で売買するときもこういった重要書類があるかどうかで、売買契約の内容が変わるでしょう。

家を建てる。老年期の資産作りに遺言状は欠かせない。