駐車場の脇に門燈を立て、その下をミニガーデンにしました。面積はA3強といったところでしょうか。そこには香りを楽しむために、スズランだけを植えました。経験豊富な住友林業の営業さんが、「門燈下に花壇を作りたい」といった時、少し浮かない顔をしたことを思い出した事件がありました。
花盗人の被害を受けている方は意外に多い
営業さんの意見としては、この場所だと「犬の糞尿被害とか、盗難とか」が心配ですね。
そんな話を思い出したのは、心配されていた花盗人被害にあったからでした。
花を盗むことが犯罪だと自覚しないまま窃盗する。自覚なき窃盗者という方もいて、野の花を摘み取るという意識で人の家の庭の花を盗んでいく。質が悪いのだという意見も多くありました。
花盗人とは風流なのか?
我が家の被害状況
鉢が盗まれたのではなく、植えこんであるスズランを何かですくって盗まれていました。そこまでして盗む人がいるとは想像しておりませんでした。
植えこんだスズランが5ポット以上盗まれていました。
お金を払って植えているのです。開花の楽しみに茶々を入れられた上に、一枝でもなく根こそぎ掘り返して盗んでいく行動は、実際体験してみると気分の悪い物でした。
公道近くの門燈下だけでなく、敷地の中、軒下に植えこんだスズランも盗難被害にあっていました。その結果、花壇はというと、歯の抜けたような状態になってしまいました。
被害時の状況
完成して引き渡しが完了、まだ引っ越しておらず。賃貸の家の方も入居待ち状態でした。
引き渡しが完了して、駐車場のコーンが無くなると同時に人が出入りしないと判断されたようです。これは、人の出入りの様子を見ていたと判断してしまう状況です。
日中は人通りがぽつぽつという状況ですが、生活道ですから思いがけない時間にご近所の人は通ります。人目は十分あると思うのですが、、、。
さらに、駅に近いという立地条件、公共の防犯カメラが設置されている地域で、カメラも駐車場から見える位置にあります。カメラ作動中の案内表示も目につきます。カメラがあるところで大胆な行動をする人もあるのだと思いました。
やはり罪の意識のない自覚無しの窃盗犯なのでしょう。
盗難後の対策
被害の量が多いうえに、入居予定までに間があり、今後のことを考えて派出所に被害届を提出してきました。
実際のところ、盗難であるという証拠は現場を押さえないと難しい話だということもわかっていたし、警察の方もそう判断され、自宅近くの警官の巡回を増やします。という対応でした。
それでも盗難が続くようなら
警察に届けた後の対応
① 駐車場に紐を張り、オープンな状況を改善しました。
コーンを購入することも考えましたが、その後の利用方法が思い浮かばず、入居の日程が決まっていたので、それまでの対応として綱を張りました。
② もし警察の巡回が増えても、被害が広がるようなら、個人でカメラを設置することにしました。
③ 盗難が続くようなら、そのあとは花盗人を捕まえて、裁判にかける。という流れを想定して対策としました。
保険で処理できないか。約款を確認
盗難。水濡れ等の建物保証はありました。保険の対象に動物、植物等の生物は、保険対象には含みません。ただし生垣である場合は保険の対象に含むものとします。
盗難にあったのは、生垣ではないので、保険の対象外と読みました。
保険会社に確認の連絡を入れました。結論から言うと対象外です。と回答がありました。
そのほかの対応方法
① 後ろにカメラがありますよ。(見られていますよ)という看板を立てる。というのも効果的だと考えましたが、見栄えの点から却下されてしまいました。
② センサーライトの設置
③ 町内会議に花盗人被害があることを取り上げてもらえるようにお願いしてみる。という意見もありました。
花盗人被害がありました。これは盗難です。町内にはカメラが作動していますが、不審者を見かけたら通報しましょう。という案内をしてもらう。これも方法としては有効だと思いました。
なるほど、こういうこともあるから、「町内会に入る理由もある」と思ったのでした。
その後
追加工事の発生で作業者の出入りがありました。さらに転居・入居と進みまして、人の出入りもあり、お巡りさんの巡回も効果があったのかもしれません。
たびたびの花盗人被害に苦しんでいる方も見えるようです。現在のところ花盗人の被害拡大はありません。ターゲットにならない行動も検討に加える。ことが必要だと思いました。
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